yutaka027’s diary

【閲覧注意】詩的表現の多々

2018-01-01から1年間の記事一覧

まちがえて気づくこと

‪学ぶと、愛という字を書きまちがえた‬ ‪子どもはすり傷をつけられて、愛を学ぶ‬ ‪すり傷を負わなかった子どもは大人になっても、愛を知らない‬ ‪すり傷以上の傷を‬‪負ってしまったら‬‪刃物を持って愛を裂いてしまう‬‪だから‬‪守ってくれ‬‪静脈が流れたその…

猫になりたい

行かないでって泣かないで愛され方を知っているから このひとりぼっちが言ってることよあなたは愛というものを知り尽くしている 墓地の前で誰かがくるのずっと待っている不吉だって言われるのそれも愛なのかしら 本当の部分はそのびっしりついた目やにその他…

空の色

その頃、死にたいと思うようになっていた。 なにもすることもなく、あてもなく、ただ日々を潰すように生きているだけだった。無。結局いつも音もなくすぐそばに現れるのは永遠とも言える無力感だった。しかしどんなに無力でも生きなきゃいけない、と生まれた…

スリキズ

きみはぼくにとっての何がいいぼくはきみにとってのキャラメルがいい 甘くて溶けてどこかになくなっていくだけの存在でいいよ きみはぼくにとっての何がいいぼくはほんとうのことをいえばきみの吸う煙草になりたくて さらさらの灰になってきみの部屋を漂って…