yutaka027’s diary

【閲覧注意】詩的表現の多々

ヴァニラの匂いと、彼の聴く曲

無口な彼は夢の中の人
夢の中でしか

彼の聴いてる曲が聴けない
ベッドの上で急いで
目をつぶる
眠れない午前3時

耳から流れる彼の音
夢から流れる彼の曲
耳から流れる彼の音
夢から流れる彼の曲

眠った頭の中では確かに
流れてる

微かに鼻につく

甘い
ヴァニラのタバコは
頭の隅々を溶かしてく
ずるいよ
ずるいよ

忘れて
しまいたい
しっかりメモした
曲の名前

彼の顔なんて
ナウマンゾウ
歩いてた頃に
置いてきたつもり
なのに

ヴァニラのタバコと
彼の聴く曲

それだけが
わたしを殺す
白い朝